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白馬岳の地形と気候

白馬岳の地形と気候

白馬連山_杓子岳と鑓ヶ岳

白馬岳がその北部に位置する飛騨山脈(北アルプス)は、プレートの動きにより地殻が東西から大きな圧力を受けて、第四紀の約250万年前以降に大きく隆起したと考えられています。主稜線が南北方向につらなり、東側が急斜面、西側が緩斜面となっている特徴が、白馬岳付近ではよくあらわれています。東側斜面には圏谷(カール)、西側斜面にはゆるやかな砂礫斜面や岩塊斜面がよく発達しています。

白馬岳とその周辺は、日本海に近く北西の季節風の影響を受けやすいため、中部山岳域のなかでも特に降雪量が多いことで知られています。また氷河地形がよく発達していることから、この一帯では氷期にも降雪量が多かったと考えられています。

白馬岳の周辺は地質の多様性でも知られています。尾根筋に分布する蛇紋岩地や石灰岩地は、一般的な植生に乏しい一方、希少な高山植物の生育地となっています。