A guide to biodiversity hotspots of mountains and highlands in Shinshu

信州 山岳高原
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信州の山と高原

信州の山と高原

北アルプス_槍ヶ岳と穂高連峰

日本列島は、ユーラシア大陸の東の海上につらなる島々です。北海道・本州・四国・九州の4つの大きな島々のほか、約6,800の島々から成っています。その気候帯は、北海道の亜寒帯から沖縄の亜熱帯までをふくみます。全般に四季のはっきりした比較的温暖で湿潤な気候にめぐまれ、主な島々の平地には市街地や農耕地が、山地には森林を主体とした植生が広がっています。

信州(長野県)の位置する本州中部には、3,000m級の山脈がつらなり、日本の屋根ともいわれています。このうち飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈はそれぞれ北アルプス・中央アルプス・南アルプスともよばれ、日本アルプスと総称されます。このほかにも、志賀高原・浅間連山・八ヶ岳・中信高原・御嶽山などの2,000~3,000m級の山々や高原があります。これらの山々や高原は、第四紀の地殻変動によって大きく隆起し、現在の標高に近づきました。これらの山々や高原を浸食しながら日本海や太平洋に注ぐ河川が流れ、またその流域に湖沼や内陸盆地が点在し、長野市・松本市をはじめとした都市とそのほかの町や村があります。

白馬岳_ダケカンバ 本州の周辺の地域にくらべて標高が高いため、気候は全般に冷涼です。日本海に近いエリアでは冬の降雪量が多く、より内陸のエリアでは日本国内としては降水量が少ない傾向があります。

この地域の山々や高原は、その大部分が落葉広葉樹や針葉樹などの森林におおわれています。しかし3,000m級の山脈の稜線付近には自然草原が、またいくつかの高原の一部には人間活動の歴史の古い半自然草原があります。これらの草原の代表的なものをこのサイトでは生物多様性ホットスポットとしてご紹介します。

こうした自然条件にめぐまれて、信州(長野県)は果樹・ワイン・きのこなどをはじめとした農産物・林産物の産地として、また避暑地や温泉地が多く登山・トレッキングやスキーなどのアウトドアスポーツのフィールドにもめぐまれた地域として、国内外からの訪問客にも親しまれています。